1945年8月15日。戦争が終結し、半島に脅威を与えていた国々がその手を離した瞬間があった。
独立国家の建国に向けて動き出した朝鮮半島の南側では、なぜ南北の分断と対立を引き起こされたのか。
朝鮮半島が「悲劇の結末」を迎えるまでの26日間を、韓国人新聞記者が迫った。
1945年8月15日、日本降伏の知らせを聞いた朝鮮人は、この地に統一された独立国家を作るための建国プロジェクトを始めた。建国準備委員会が結成される解放当日から米軍が京城(現在のソウル特別市)に進駐する9月9日まで、朝鮮民族は外国の「直接介入」なしに自ら運命を決定することができる貴重な機会を得た。本書はこの26日間の話と、そこ潜む韓国現代史の起源を探るドキュメンタリーだ。(第1章「はじめに」より)
「劇的な変化やハッピーエンドが待っているわけではなく、それぞれの人生が交わり、そして離れていく。それこそが『生きていく』ということなんだと私は考えています」(あとがきより) 。人と距離を置いたり、痛みをなかったことにしようとしたり、自己肯定感が低かったり、他人からの「こうあるべき」に縛られてしまっていたり……人生はいつだってハッピーエンドなことばかりが繰り返されるわけではない。私たちが生きていく過程で起こり得るさまざまな苦しみを題材に、臨床心理士がつむぐ、自分の心を大切にするための物語。
おうちの中でも子どもの性教育を積極的に! なんて気運が高まる中、「やらないとダメだよね……」とは思いつつも、重い腰が上がらない! という親御さんたちも少なくないはず。そんな“頑張りたい気持ちはあるけど”という大人たちを応援すべく、登録者数16万人を超える人気の性教育YouTuber・シオリーヌが、「これだけできたら◎な心構え」と「あるある質問への答え方」をイラスト満載でお届けします!
1945年8月15日、玉音放送を境に、世界は変わったのか――? 昭和から平成、令和と時代が変わり、太平洋戦争の記憶を語ることができる人は少なくなっている。本書はその記憶をつなぐために「玉音放送をどこで聴きましたか?」と問いかけるところから始まる、青少年向けのオーラル・ヒストリーだ。著名人を含む18人の“元・子ども”たちが語る、本当の戦争とは?
動物の殺処分問題に対する関心が高まり、保護犬や保護猫を迎える人が増えている。そんな保護猫たちと出会うひとつの場として今、注目されているのが保護猫カフェだ。本書は、保護猫カフェだったからこそ新しい家族に出会えた人たちの実話を詰め込んだコミックエッセイ。猫たちの面倒を最期まで見る——その意味を教えてくれるはず。
ストレスとは無縁の、のびのびと生活するパンダたち。四川省の臥龍中国パンダ保護研究センター、中国パンダ保護研究センター都江堰基地をはじめ、和歌山・アドベンチャーワールドなどで数年に渡って捉えたパンダたちのリアルな日常が詰め込まれている。白黒でもふもふなだけじゃない(!?)、ほかでは見られないような写真が満載だ。
石垣島を根拠地とした豪族の首領として活躍したと言われるオヤケアカハチ。八重山の人々から「太陽」と崇められ、信望を一身に集めていたと伝わる一方で、“逆賊 ” であったという説もある。本書は、そんな沖縄の英雄に魅せられた研究者が、50年前にしたためた論文に、 最新研究を加えてまとめたオヤケアカハチ考である。今なお英雄として語り継がるアカハチの正体とは——?
「良い授業」とは何か——? その答えを導き出すべく、6500以上の小学校・中学校・高校の授業を観てきた “授業のプロたち”の知見が詰め込まれたのが本書だ。コロナ禍で教育現場の混乱も続く中、手探りで進むのではなく、“良い授業づくりの観点”を知ることこそがゴールへの近道となるはず。“教師のための参考書”を片手に、明日の授業を変えてほしい。
新型コロナウイルスの影響で多くの企業、個人店、個人事業主が廃業の危機に追い込まれた。本書には、日テレ「スッキリ」のコメンテーターとしても活躍する経営コンサルタント・坂口孝則が、そんな危機に直面する経営者たちに向けて、自ら実践し、有効であることを証明した経営ノウハウを詰め込んだ。次なる危機に備えて今すぐ始めたいサバイバル経営術。
SNSで注目を集める、臨床心理士・みたらし加奈初の心理学エッセイ。同性のパートナーと配信するYouTubeチャンネル「わがしChannel」のKANAとしても人気の彼女が、LGBTQ、いじめ、ジェンダーギャップ、家族・友達・パートナー・職場の人との人間関係など、自身の体験を包み隠さず伝えながらメンタルヘルスの整え方を伝えていく。